八戸市議会 2005-09-27
平成17年 9月 定例会-09月27日-05号
認定第1号については、厳しい
財政状況下の合併であるが、今後は
南郷地域のポテンシャルを引き出すことを期待する。
次に、認定第2号については、歳入の根幹である市税が伸び悩み、市債額も前年度比50%の増となっており、歳出では、
義務的経費の増加に加え、
投資的経費が減少する状況で、極めて厳しい
財政環境下に置かれている。
このような中、全庁で歳出の見直しを図りながら、
少子高齢化に対応した
福祉施策や3つの立市に基づく施策に取り組み、当市財政の
実質収支額13億9416万8000円を確保された点について評価する。
今後も健全財政を旨としながら、効率的、
重点的予算配分に努め、さらなる知恵と英断をもって市政に取り組まれることを要望する。
特に、八戸三社大祭、えんぶりを生かした
観光振興策、水産業を初め苦境にあえぐ各種産業の振興策、新たな
産業創出、
中心市街地の活性化、南郷村との合併に伴う地域活力の創出にも積極的に取り組むとともに、国県との連携強化を要望する。
次に、認定第3号の
自動車運送事業では、依然として利用者の減少に歯どめがかからない厳しい状況の中、
ワンコインバスを運行するなど、利便性の向上に努めたことを評価する。
今後も、
公共輸送機関としての
社会的使命を踏まえ、
市営バス事業のあり方に関する市の方針に基づき、なお一層の経営改善に努めるよう要望する。
市民病院事業では、医療を取り巻く環境はますます複雑化していく中で、地域の
中核的基幹病院として幅広く
地域医療を担い、住民の生命を守り、健康の保持増進に努力されていることに敬意を表する。
今後は、
病院経営中・
長期計画に基づき、増収と経費節減に努め、効率的な運営を行うとともに、
地域がん診療拠点病院としての役割に期待をし、
患者サービスの向上と医療の
機能充実を図るよう要望する。
政風クラブを代表して、
三浦隆宏委員から認定第1号から第3号までに賛成する。
認定第1号については、各事業に合わせて的確に処理されていることに敬意を表する。
次に認定第2号については、長期的な経済低迷や国の
三位一体改革の断行により、大変難しい
行財政運営の中、八戸市
行財政改革推進戦略プログラムを策定し、行政のむだを排除する
減量的改革と
コスト意識の
経営的改革により財政基盤を立て直しながら、
社会資本の整備や
少子高齢化社会に対応した
福祉施策の充実等、各種の施策を実施したことを評価する。
また、
資源循環型社会を目指すあ
おもりエコタウンプラン、
自然エネルギーによる
マイクログリッド構想、
自動車関連産業の誘致など新たな
産業創出のための施策を積極的に行うようを期待する。
次に認定第3号の
自動車運送事業では、厳しい
経営環境の中、管理者を廃止するなどの
経営効率化に取り組んでいるが、今後も効率的な
ダイヤ編成や
サービス向上による利用者の確保を図りながら、引き続き
経営改革を実行するよう要望する。
市民病院事業では、
中核的基幹病院として
高度特殊医療、救命救急など重要な役割を果たすとともに、
女性専門外来窓口開設の準備を進めるなど、医療の質の向上に努めている点を評価する。
厳しい
経営環境の中、
病院経営中・
長期計画に基づき効率的な
運営管理を図るとともに、患者に対する
サービス向上と医療の
機能充実を図るよう要望する。
社民党・市民連合を代表して、
松橋知委員から認定第1号から第3号までに一部要望を付して賛成する。
認定第1号については、旧南郷村を引き継ぎ、特色ある施策を講じるよう強く要望する。
次に認定第2号については、当市の歳入の中枢である市税の減少と国の
三位一体改革による
地方交付税の削減により大変厳しい
財政運営を強いられている中、経済・雇用対策、海洋立市、教育立市、環境立市の
関連事業の推進や、協働の
まちづくり基本条例の制定など、ソフト面を重視した取り組みを高く評価する。
しかし、
経常収支比率は89.5%と
警戒ラインに近く、
財政調整基金、
市債管理基金の残高は前年比約18%減の30億円で、積み戻しできない状態であり、厳しい
財政状況にある。旧南郷村との合併による財政需要も含め、全庁的に優先順位を見きわめ、中長期的な展望に立って健全な
財政運営を図られるよう要望する。
また、審査の過程で指摘した
財政調整基金積立金等の適正な管理、
生活保護チェック機能の向上、
中小企業勤労者福祉サービスセンターの会員拡大、
用務員業務委託先の見直し等、改善に努めることを強く要望する。
次に認定第3号の
自動車運送事業では、
利用者サービスの向上と、
観光誘致促進を図るために
ワンコインバスを運行し、利便性の向上に努めていることは評価できる。
今後、営業規模の縮小、職員の配置転換、補助金の大幅な削減等、抜本的な
経営改革を余儀なくされているが、市民の足を守るため職員一丸となって取り組まれるよう要望する。
市民病院事業では、地域の
中核病院、
地域医療支援病院として地域の医療、保健、福祉の各機関と連携し、地域完結型の医療体制づくりに努めており、また経営面では、収支が改善されていることを評価する。
今後とも経営の健全化を図り、市民に信頼される公的医療機関としての役割を果たすよう要望する。
公明党を代表して、畠山敬一委員から認定第1号から第3号までに賛成する。
認定第2号については、当市を取り巻く経済情勢は引き続き厳しく、歳入の柱である市税は
平成16年度も前年を下回り、
義務的経費の扶助費が増加している。それぞれの計画、方針に基づき、また事務事業の評価、棚卸し、見直しを行いながら市民生活の向上のために事業を推進するとともに、若年者への就労支援、中学生への職場体験活動、学校図書資源共有化事業などの取り組みに期待する。
また、
成年後見制度利用支援事業の広報体制、
八戸カードの売り込み強化、
テレビ広報の使い方の見直しを提言する。
今後も、必要性がなくなった事業や施策は廃止し、市民ニーズに合致した施策の創設、展開を要望する。
次に認定第3号の
自動車運送事業では、人件費などの経費節減に努めている中、
ワンコインバスの運行による誘客促進、デジタル行先表示器導入による利便性向上は評価する。
今後は新しい方針に基づき、改革に、より一層取り組み、高齢社会、環境を守る社会における新たな使命の実現を期待する。
市民病院事業では、地域の
中核的基幹病院として一般医療から高度、特殊医療まで幅広く担当するとともに、女性専門外来の開設に取り組んだことを評価する。
さらに、発達障害者支援法の施行に伴う早期の体制整備を要望する。
今後は、経営健全化に向けた新しい計画に基づき、改革に取り組まれることを期待する。
日本共産党議員団を代表して、松田勝委員から認定第2号に反対し、認定第1号及び第3号に賛成する。
小泉内閣は、増税と社会保障の切り下げにより暮らしと地域経済に深刻な影響を与え、さらに
三位一体改革により地方自治体の財政を一層厳しい状態にしている。
こうした情勢のもと、認定第2号について、是川縄文の里整備事業や学校耐震診断優先度調査事業等、評価できるものもあるが、合併対応や経済・雇用対策、消防・防災対策、福祉等で不十分なものとなっている。特に、経済・雇用対策はいっときも猶予ならない市政の緊急課題であり、地元企業の仕事をふやすことが必要だと考える。
道路行政については、生活道路整備、教育行政では学校校舎等の改築、修繕に力を入れるよう要望する。
次に、下水道事業と農業集落排水事業については、料金値上げにより市民の負担増になったことを指摘しておく。
国民健康保険及び介護保険
特別会計については、保険料の減免制度を確立し、低所得者に配慮した施策を望む。
次に、認定第3号の
自動車運送事業では、人件費の削減等、関係者の努力にもかかわらず困難な
財政運営が続いているが、これからも通学生や高齢者への配慮を欠かさないよう希望する。
市民病院事業では、医療改悪による医療抑制が収入減の要因となっている。地域の
中核病院の役割を果たすためにも医療ミスや患者への接遇に十分留意し、経営改善に努めるよう要望する。
伊藤圓子委員から、認定第1号から第3号までに一部意見、要望を付して賛成する。
認定第2号については、
財政調整基金等からの繰入金約2億円の減額、八戸市財政健全化計画の実行、入札制度改革による公費の有効支出、歳出の抑制等を評価する。
新八戸市がスタートして半年、新市建設計画も期待されているが、合併特例債活用については特に慎重を期することを強く要望する。
また、創意工夫による自主財源の確保と行政評価システム導入等による行財政改革を推進し、市民満足度の高い行政経営を今後も期待する。
さらに、雇用の拡大と安定、新エネルギー導入等の推進と環境産業の創造、支援、最小自治単位のコミュニティ創造、市民の目線での行政運営を図ることを要望する。
教育行政では、確かな学力のための工夫された授業の導入、グッジョブ・ウィーク事業による感性、創造性、社会性の形成等に意欲的に取り組まれ、成果を上げていることを高く評価するとともに、少人数学級の実現等、教育現場重視の施策の展開を強く要望する。
次に認定第3号の
自動車運送事業では、人員削減や事業の縮小等、経営改善の努力や、
ワンコインバスの運行など、積極的な取り組みに敬意を表する。
環境問題の視点を入れた公共交通の役割は大変重要であり、環境立市の施策にぜひとも公共交通の分野を入れるよう要望する。
市民病院事業では、
中核的基幹病院、
地域医療支援病院として、医療、保健、福祉の各機関と連携し、電子カルテ導入による患者本位の医療の提供、女性専門外来の設置等、努力されていることに敬意を表する。
市民病院運営審議会の答申に基づき経営健全化に努め、今後も一丸となって職務を遂行されることを期待する。
以上のとおり、それぞれ意見の開陳があったのであります。
続いて、認定第2号を採決に付した結果、賛成多数をもって認定することに決しました。
次に、認定第1号及び認定第3号については全員異議なく認定することに決しました。
以上で報告を終わります。
〔27番
寺地則行君降壇〕
○議長(
荒川重雄 君)ただいまの委員長報告に対し、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
荒川重雄 君)御質疑なしと認めます。
これより討論に入りますが、通告がありませんので、これをもって討論を終わります。
これより認定第2号を採決いたします。
本決算の委員長報告は認定であります。
本決算を委員長報告のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
荒川重雄 君)御着席願います。
起立多数であります。
よって、本決算は委員長報告のとおり認定することに決しました。
次に、認定第1号及び認定第3号を一括して採決いたします。
以上の決算を委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
荒川重雄 君)御異議なしと認めます。
よって、以上の決算は委員長報告のとおり認定することに決しました。
────────────────────
△日程第3 議案29件
△日程第4 陳情2件
○議長(
荒川重雄 君)日程第3議案第238号
平成17年度八戸市
一般会計補正予算から議案第246号
平成17年度八戸市
住宅用地造成事業特別会計補正予算まで、議案第249号
地方卸売市場八戸市
魚市場条例の一部を改正する条例の制定についてから議案第266号八戸市
過疎地域自立促進計画を定めることについてまで及び本日付託いたしました議案第267号河原木第2
排水ポンプ場――土木――
整備工事請負契約の締結について、議案第268号三戸
郡福祉事務組合を組織する
地方公共団体の数の増減及び三戸郡
福祉事務組合規約の変更について並びに日程第4陳情2件を一括議題といたします。
各常任委員長から委員会における審査の経過と結果について、順次報告を求めます。
総務常任委員長の報告を求めます。
上条幸哉委員長
〔26番上条幸哉君登壇〕
◎26番(上条幸哉 君)総務
常任委員会における審査の経過と結果を報告いたします。
議案第238号
平成17年度八戸市
一般会計補正予算のうち、当委員会に係る歳出予算の主なる内容は、第2款総務費では、総務管理費において寄附金を是川縄文の里整備基金に積み立てるものであります。
徴税費においては、法人市民税の還付に不足を生じることから、税過誤納金還付金を増額するものであります。
第10款教育費では、旭ヶ丘小学校屋内運動場増改築工事に伴う外構工事費を増額するものであります。
一方、歳入では、受給対象者の増に伴い、児童扶養手当に係る国庫支出金を増額するほか、繰越金及び市債をそれぞれ増額するものであります。
第3条地方債の補正では、都市計画事業の限度額を変更するものであります。
本案は、全員異議なく原案のとおり可決されました。
議案第251号は、衆議院議員総選挙を執行するため、
平成17年度八戸市
一般会計補正予算を定めることを処分したものについて、その承認を求めるものであります。
議案第252号は、当市が発注した建設工事に係る損害賠償請求について申し立てのなされた民事調停を成立させることを処分したものについて、その承認を求めるものであります。
議案第261号は、南部町の新設合併に伴い、市町村の合併の特例に関する法律第9条の2第1項の規定により、八戸地域広域市町村圏事務組合を組織する
地方公共団体の数の減少及びこれに伴う規約の変更をすることについて協議するものであります。
議案第262号は、南部町及びおいらせ町の新設合併に伴い、市町村の合併の特例に関する法律第9条の2第1項の規定により、
八戸圏域水道企業団を組織する
地方公共団体数の増加及びこれに伴う規約の変更をすることについて協議するものであります。
議案第263号は、弘前市の新設合併に伴い、市町村の合併の特例に関する法律第9条の2第1項の規定により、青森県
市長会館管理組合を組織する
地方公共団体数の増加について協議するものであります。
議案第264号は、
地方自治法第286条第2項の規定により、八戸市階上町田代小学校中学校組合の事務所の位置の変更に伴う規約の変更をすることについて協議するものであります。
議案第266号は、過疎地域自立促進特別措置法第6条第1項の規定に基づき
南郷地域の自立促進を図るため、八戸市
過疎地域自立促進計画を定めるものであります。
審査の過程において委員から、
南郷地域の市町村道の整備に対する過疎債の発行の見通しについて質疑があり、理事者から、今後、県と具体的な協議を行うことになるが、これまでの通常分の過疎債の発行は認められるものと思われるとの答弁があったのであります。
以上7件の議案は、全員異議なく原案のとおり可決、承認されました。
次に、陳情については、お手元に配付してあります陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
そのうち、
平成17年陳情第1号公務員給与の地域間格差導入に関する陳情について、大島委員から、8月の人事院勧告による公務員給与の地域間格差の地方経済への影響や給与制度のあり方など、公務員制度改革全般を含めた動向を見守りながら調査、研究をする必要があることから継続審査とされたい。
一方、山口委員、菊地委員、畠山委員から、地方経済が不況の中、民間企業も厳しい状況であり、民間賃金と公務員給与の格差を考えると、この趣旨には同意できないことから不採択とされたい。
また、畑中哲雄委員からは、人事院勧告は出されたが、地方は意見として言うべきことは言わなければならないことから採択とされたい、とのそれぞれの意見が出されたのであります。
本陳情については、まず継続審査について採決したところ、起立少数をもって否決され、次に起立採決をした結果、起立少数をもって不採択と決しました。
次に、
平成17年陳情第2号義務教育費国庫負担制度の維持に関する陳情について、大島委員から、地方6団体改革案の趣旨は理解できるが、義務教育費国庫負担については中央教育審議会で議論されているところであり、文部科学省の
平成18年度概算要求を踏まえると、これらについて研究が必要であることから継続審査とされたい。
一方、山口委員、菊地委員、畠山委員から、
三位一体改革による地方6団体改革案との整合性を考えると、義務教育費の国庫負担を維持するという一方的な趣旨には同意できないことから不採択とされたい。
また、畑中哲雄委員からは、教育立市を掲げる八戸市としては、国の動向を見守るだけではなく、きちんと意見を上げるべきであることから採択とされたい、とのそれぞれの意見が出されたのであります。
本陳情については、まず継続審査について採決したところ、起立少数をもって否決され、次に起立採決をした結果、起立少数をもって不採択と決しました。
以上で報告を終わります。
〔26番上条幸哉君降壇〕
○議長(
荒川重雄 君)経済常任委員長の報告を求めます。
田名部和義委員長
〔40番
田名部和義君登壇〕
◎40番(
田名部和義 君)経済
常任委員会における審査の経過と結果を報告いたします。
議案第238号
平成17年度八戸市
一般会計補正予算のうち、当委員会に係る歳出予算の主なる内容は、第2款総務費では、総務管理費において、貸付期間満了に伴う返納金を肉用牛特別導入事業基金へ積み立てるものであります。
第5款労働費では、申請件数の増加に伴い、障害者・高年齢者等雇用奨励金を増額するものであります。
第6
款農林水産業費では、農業費において、民間事業者の家畜排せつ物浄化処理汚泥の堆肥化施設整備事業が国庫補助の対象になったことに伴い、バイオマス利活用事業補助金を計上するものであります。
水産業費においては、鶏ふん、間伐材等のバイオマスエネルギーによる海水増養殖事業化調査事業が国庫補助事業として採択されたことに伴い、バイオマス等未活用エネルギー事業調査等委託料を計上するものであります。
第7款商工費では、来年2月開催予定のお庭えんぶりに対する補助金を計上するものであります。
本案は、全員異議なく原案のとおり可決されました。
議案第249号は、卸売市場法の一部改正に伴い、卸売の業務に係る魚介そう類の品質管理の方法を定め、その他所要の改正をするためのものであります。
議案第254号は、市有の土地及び建物を
八戸共同福祉施設――地域型――用として八戸企業団地協同組合に無償貸し付けするためのものであります。
以上2件の議案は、全員異議なく原案のとおり可決されました。
以上で報告を終わります。
〔40番
田名部和義君降壇〕
○議長(
荒川重雄 君)民生常任委員長の報告を求めます。
寺地則行委員長
〔27番
寺地則行君登壇〕
◎27番(
寺地則行 君)民生
常任委員会における審査の経過と結果を報告いたします。
議案第238号
平成17年度八戸市
一般会計補正予算のうち、当委員会に係る歳出予算の主なる内容は、第2款総務費では、総務管理費において寄附金を社会福祉基金及び国際交流基金に積み立てるものであります。
第3
款民生費では、社会福祉費において、地域安心安全情報共有システム実証実験事業に対する財団法人地方自治情報センターの助成が決定したことに伴い、委託料及び備品購入費を増額するほか、介護保険
特別会計への繰出金を増額するものであります。
また、児童福祉費においては、民間保育所の施設増改築整備に対する補助金交付決定に伴い、次世代育成支援施設整備補助金を計上するほか、受給対象者の増に伴い児童扶養手当費を増額するものであります。
第4款衛生費では、保健衛生費において、結核予防法の改正によるBCG予防接種方法の変更に伴いBCG接種委託料を増額するものであります。
第8款土木費では、住宅費において、住宅用地造成事業
特別会計への繰出金を増額するものであります。
審査の過程において委員から、次世代育成支援施設整備補助金の負担割合について質疑があり、理事者から、国2分の1、市4分の1、社会福祉法人4分の1であるとの答弁があったのであります。
また委員から、児童扶養手当受給者の増加数及び総数について質疑があり、理事者から、増加数は対前年度比192人で、総数は2818人であるとの答弁があったのであります。
本案は、全員異議なく原案のとおり可決されました。
議案第239号
平成17年度八戸市
国民健康保険特別会計補正予算の内容は、歳出においては利用者の増により出産費資金貸付金を、歳入においては出産費資金貸付金元利収入を、それぞれ増額するものであります。
議案第242号
平成17年度八戸市
霊園特別会計補正予算の内容は、歳出においては職員手当等を、また、歳入においては前年度繰越金をそれぞれ計上するものであります。
議案第244号
平成17年度八戸市
介護保険特別会計補正予算の主なる内容は、歳出においては、介護保険制度の改正に伴い事務処理システム改修等委託料を、また、介護給付費の確定に伴い国、県、支払基金への超過分の返還金を、それぞれ計上するものであります。
一方、歳入においては、
一般会計繰入金及び前年度繰越金を増額するものであります。
審査の過程において委員から、介護保険事務処理システム改修等の委託内容について質疑があり、理事者から、介護保険法の改正に伴う介護保険施設入居者等の居住費及び食費負担額の変更並びに
平成18年4月に施行される新予防給付等に対応するため、システム改修を委託するものであるとの答弁があったのであります。
議案第245号
平成17年度八戸市
国民健康保険南郷診療所特別会計補正予算の主なる内容は、歳出においては、胃カメラ用ユニバーサル光源装置の修繕料を、歳入においては、前年度繰越金をそれぞれ増額するものであります。
議案第246号
平成17年度八戸市
住宅用地造成事業特別会計補正予算の主なる内容は、歳出においては、建設義務期間内に住宅建設できない分譲地の買い戻し金及び
一般会計への繰出金を増額するものであります。
一方、歳入においては、宅地分譲による土地売払収入及び
一般会計からの繰入金を増額するものであります。
審査の過程において委員から、南郷グリーンタウンの分譲の状況について質疑があり、理事者から、分譲地は
平成17年3月時点で20区画が売れ残っているとの答弁があったのであります。
また、委員から、南郷グリーンタウンの第4次計画の見通しについて質疑があり、理事者から、旧南郷村での決定を受け、当面は第4次計画を凍結するものであるとの答弁があったのであります。
以上の各
特別会計補正予算は、全員異議なく原案のとおり可決されました。
議案第255号は、市有土地を上の山地区住民の生活館用地として上の山町内会に無償貸し付けするためのものであります。
議案第256号は、市有土地を湊浜通り地区住民の生活館用地として湊浜通り生活館運営委員会に無償貸し付けするためのものであります。
議案第257号は、市有土地を長根地区住民の集会所用地として長根町内会に無償貸し付けするためのものであります。
議案第258号は、市有土地を沼館地区住民の集会所用地として沼館二丁目第一町内会に無償貸し付けするためのものであります。
議案第259号は、市有の土地及び建物を是川団地住民の集会所用として是川団地中央集会所運営委員会に無償貸し付けするためのものであります。
議案第260号は、市有土地及び建物を南類家地区住民の集会所用として南類家町内会に無償貸し付けするためのものであります。
議案第265号は、平川市、南部町、弘前市及びおいらせ町の新設合併に伴い、市町村の合併の特例に関する法律第9条の2第1項の規定により、青森県交通災害共済組合を組織する
地方公共団体の数の減少及びこれに伴う規約の変更をすることについて協議するものであります。
以上7件の議案は、全員異議なく原案のとおり可決されました。
次に、本日付託になりました議案第268号は、南部町の新設合併に伴い、市町村の合併の特例に関する法律第9条の2第1項の規定により、三戸
郡福祉事務組合を組織する
地方公共団体の数の増減等及びこれに伴う規約の変更をすることについて協議をするものであります。
本案は、全員異議なく原案のとおり可決されました。
以上で報告を終わります。
〔27番
寺地則行君降壇〕
○議長(
荒川重雄 君)建設常任委員長の報告を求めます。
工藤雄剛委員長
〔36番工藤雄剛君登壇〕
◎36番(工藤雄剛 君)建設
常任委員会における審査の経過と結果を報告いたします。
議案第238号
平成17年度八戸市
一般会計補正予算のうち、当委員会に係る歳出予算の主なる内容は、第4款衛生費では、清掃費において廃油リサイクル設備設置等工事費及びBDF製造装置等購入費などの廃食用油利活用事業関連経費を計上するものであります。
第8款土木費では、道路橋りょう費において、融雪剤購入経費及び除雪業務等委託料を計上するほか、六日町地区くらしのみちゾーン整備事業において給水管等の移設補償を行う必要が生じたため、交通安全施設整備等工事費を地下埋設物移設等補償費に組み替えするものであります。
都市計画費においては、八戸公園の大型遊具に係る修繕料を増額するほか、合併記念多目的広場整備事業に係る実施設計等委託料及び旧市民病院関連施設解体等工事費を計上するものであります。
第2条継続費の補正では、旧八戸市立市民病院関連施設解体事業を追加し、総額及び年割額を定めるものであります。
本案は、全員異議なく原案のとおり可決されました。
議案第240号
平成17年度八戸市
都市計画土地区画整理事業特別会計補正予算の主なる内容は、歳出では、八戸駅
西土地区画整理事業等における国庫補助金の内示に伴い、事業費の組み替えをするものであります。
歳入では、財産収入において、八戸駅
西土地区画整理事業の保留地処分に伴い、保留地処分金を増額するほか、市債において、国庫補助金の内示に伴い土地区画整理事業債を減額するものであります。
第2条地方債の補正では、今年度における起債限度額を減額するものであります。
議案第241号
平成17年度八戸市
都市計画下水道事業特別会計補正予算の主なる内容は、歳出では、総務費において融資斡旋サブシステムプログラム修正等委託料を増額し、歳入では、前年度繰越金を計上するものであります。
議案第243号
平成17年度八戸市
農業集落排水事業特別会計補正予算の主なる内容は、歳出では、建設費において一日市地区の道路改良工事に伴い管路施設等工事費を増額し、歳入では、前年度繰越金を計上するものであります。
以上の各
特別会計補正予算は、全員異議なく原案のとおり可決されました。
議案第250号は、水防法の一部改正に伴い規定の整理をするものであります。
議案第253号は、
東部終末処理場水処理設備――最初、
最終沈殿池設備――
改築工事請負契約を締結するためのものであります。
以上2件の議案は、全員異議なく原案のとおり可決されました。
次に、本日付託になりました議案第267号は、河原木第2
排水ポンプ場――土木――
整備工事の請負契約を締結するためのものであります。
本案は、全員異議なく原案のとおり可決されました。
以上で報告を終わります。
〔36番工藤雄剛君降壇〕
○議長(
荒川重雄 君)以上をもって各委員長の報告は終わりました。
ただいまの委員長報告に対し、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
荒川重雄 君)御質疑なしと認めます。
これより討論に入りますが、通告がありませんので、これをもって討論を終わります。
これより議案第238号から議案第246号まで及び議案第249号から議案第268号までの議案29件を一括して採決いたします。
以上の議案は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
荒川重雄 君)御異議なしと認めます。
よって、以上の議案は委員長報告のとおり可決、承認されました。
〔20番山名文世君、21番大島一男君、33番松橋知君退席〕
○議長(
荒川重雄 君)次に、
平成17年陳情第1号及び
平成17年陳情第2号の2件を一括して採決いたします。
以上の陳情の委員長報告は不採択であります。
以上の陳情は、委員長報告のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
荒川重雄 君)御着席願います。
起立多数であります。
よって、以上の陳情は委員長報告のとおり不採択と決定されました。
〔20番山名文世君、21番大島一男君、33番松橋知君着席〕
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△日程第5 閉会中の継続審査について
○議長(
荒川重雄 君)日程第5閉会中の継続審査についてを議題といたします。
各常任委員長から会議規則第104条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。
お諮りいたします。
各常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
荒川重雄 君)御異議なしと認めます。
よって、各常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。
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△日程第6 議会案1件上程
○議長(
荒川重雄 君)日程第6議会案第14号
自治体病院の
医師確保対策を求める意見書を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
45番山口広道議員
〔45番山口広道君登壇〕
◎45番(山口広道 君)提案理由の説明をいたします。
議会案第14号は、地域の
中核病院としての
自治体病院は、高度医療、特殊医療、小児医療、救急医療など多くの不採算部門を担いつつ、医療提供体制の確保と医療水準の向上に努めているところでありますが、大学による医師の引き揚げや、医師の地域偏在、診療科偏在等により、
地域医療を担う医師の不足や、それに伴う医師の負担増が深刻化していることから、早急に抜本的な
医師確保対策を講じるよう、強く要望するものであります。
なお、案文については、お手元に配付のとおりであります。
以上で説明を終わります。
〔45番山口広道君降壇〕
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(案文は資料欄に掲載)
○議長(
荒川重雄 君)お諮りいたします。
ただいま議題となっております議会案については、委員会の付託、質疑及び討論は省略し、直ちに採決いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
荒川重雄 君)御異議なしと認めます。
よって、委員会の付託、質疑及び討論は省略することに決しました。
これより議会案第14号を採決いたします。
本議会案は、原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(
荒川重雄 君)御着席願います。
起立総員であります。
よって、本議会案は原案のとおり可決されました。
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△日程第7 議員派遣について
○議長(
荒川重雄 君)日程第7議員派遣についてを議題といたします。
各議員からお手元に配付いたしました議員派遣一覧表のとおり議員派遣の申し出があります。
お諮りいたします。
議員派遣一覧表のとおり議員を派遣することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
荒川重雄 君)御異議なしと認めます。
よって、会議規則第163条の規定により、議員派遣一覧表のとおり派遣することに決定いたしました。
お諮りいたします。
ただいま議決されました議員派遣について変更を要するときは、その措置を議長に委任されたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
荒川重雄 君)御異議なしと認めます。
よって、議員派遣について変更を要するときは、その措置を議長に委任することに決しました。
以上で本日の日程は全部終了いたしました。
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市長あいさつ
○議長(
荒川重雄 君)この際、市長から発言の申し出がありますので、これを許します。
市長
〔
市長中村寿文君登壇〕
◎市長(
中村寿文 君)
平成17年9月八戸市議会定例会の閉会に当たり、一言あいさつを申し上げます。
議員の皆様には、去る9月6日から本日までの22日間にわたり、本議会に提出いたしました
平成17年度八戸市
一般会計補正予算など議案32件、認定3件について、終始熱心に、かつ慎重に御審議を尽くされ、全議案とも原案のとおり御議決を賜り、厚く御礼申し上げます。
議決いただきました各議案の執行に当たりましては万全を期してまいりますとともに、本議会において議員の皆様から寄せられました貴重な御意見、御要望等につきましては、今後の市政運営に十分に配慮してまいりたいと存じます。
何とぞ今後とも一層の御指導と御支援を賜りますようお願いを申し上げ、閉会に当たってのあいさつといたします。
〔
市長中村寿文君降壇〕
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閉 会
○議長(
荒川重雄 君)今期定例会における議員並びに理事者各位の御精励に対し、深甚なる敬意と感謝の意を表します。
これにて
平成17年9月八戸市議会定例会を閉会いたします。
午前11時26分 閉会
署 名
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
平成17年9月27日
八 戸 市 議 会
議 長 荒 川 重 雄
副議長 前 澤 時 廣
議 員 石 屋 俊 夫
議 員 角 金 洋 一...